自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)とは、公道を走るすべての自動車やバイク(原付含む)に
加入が義務づけられており、一般に「強制保険」と呼ばれています。
交通事故の被害者が、最低限の補償を受けられるよう、被害者救済を目的に国が始めた保険制度です。
被害者の保護を目的としているので、本来は保険の契約者である加害者が保険金の請求を行うのですが、
被害者も自賠責保険に対して請求できます。被害者が請求を行う場合は保険金の請求ではなく
損害賠償の請求と呼ばれますが、被害者にとっては同じ金額が補償されます。
示談をする前であれば、患者さまの負担はありません。実費0円です。
1. 治療費
2. 交通費(公共交通機関、タクシー、有料駐車場、自家用車のガソリン代、etc)
3. 休業損害費(自賠責保険基準で1日5,700円~19,000円要証明)
交通事故の被害者になってしまった方には、必ず慰謝料というものが発生致します。
交通事故が原因により経済状況・生活環境の問題を生じることが考えられるため、
それを補うためお支払いされるものです。
具体的な算定としては、
総治療日数×4,200円 または、(通院実日数×2)×4,200円
どちらか少ない方となります。